当院では、乳幼児からご高齢の方まで幅広い年齢層の患者様に対して歯科診療を提供しています。
年代毎によく見られる症状に対応するのはもちろん、将来的なリスクまで考慮して、適切な診療を行っています。
乳幼児(0歳児~未就学児)
「子供は何歳から受診させればいいのか?」というご質問をよくお受けしますが、歯が生えている、生えていないに関わらず、何歳からでも受診可能です。また、早い時期からお口の中のメンテナンスや食生活に気を付けなければ、先々で虫歯になるリスクが高くなるため注意が必要です。
当院では、乳幼児のお子様がいらっしゃる親御様や妊娠中のお母様に対して、正しいブラッシングの方法や、虫歯を予防する食生活についてのアドバイスを行っております。
<よくあるご相談>
・虫歯
・ブラッシングなどメンテナンスについてのお悩み
小学生
小学生になると、お子様ご自身でブラッシングをするようになっていきます。すると、親御様によるブラッシングの管理が行き届きにくくなり、口腔内が不衛生になりやすくなります。その結果虫歯や歯茎が腫れる歯肉炎になるリスクが高くなります。
さらに乳歯から永久歯に生え変わる時期にあたっては、歯並びが乱れる「歯列不正」もみられることがあります。歯列不正に対しては矯正治療も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
<よくあるご相談>
・虫歯
・歯列不正(歯並びの乱れ)
・歯肉炎
中学生・高校生
中学生頃からは自分自身でブラッシングを行う年代です。
中高生になると、勉強や部活で忙しくなり、ブラッシングの回数や時間が減ったり、間食が増えたりする事があり、正しいブラッシングの知識が身についていないと、口腔内が不潔になりやすくなります。そのため、虫歯や歯肉炎になるリスクが高まります。また、治療を開始しても通院が途切れがちになる点も注意が必要です。
<よくあるご相談>
・虫歯
・歯肉炎
20代~30代
20代〜30代では、虫歯や歯茎が腫れる歯肉炎に加えて、とくに30代以降では、歯を支える骨が溶ける歯周炎になるリスクが高まります。
さらに就職や結婚など新たなライフステージを迎える節目や行事が増えるため、ホワイトニングや白い被せ物(セラミック)など審美歯科にも関心が高くなる世代です。
<よくあるご相談>
・虫歯
・歯周病(歯肉炎・歯周炎)
・ホワイトニングなどの審美歯科
40代~50代
歯周病のお悩みが増えてくる世代です。なかには歯を失うほど重症化するケースもあるので注意が必要です。また、これまで歯の治療を積極的に行ってこなかった方に関しては、虫歯や歯周病の重症化に伴い、歯を失うリスクが上がります。
これらを防ぐためにもメンテナンスを強化しながら、失った歯は入れ歯やブリッジ、インプラントで補い治療後は口腔内環境を安定させるためメンテナンスの強化が必要です。
<よくあるご相談>
・虫歯
・歯周病(歯肉炎・歯周炎)
・歯の欠損
60代以降
虫歯や歯周病などが原因で、さらに歯の欠損が増えてくる世代です。歯周病の主な原因は歯垢ですが、それ以外にも免疫力の低下や全身疾患の影響で悪化しやすくなるため、全身の健康状態を含めトータルでケアしていくことが大切です。失った歯は入れ歯やブリッジ、インプラントで補います。
また、加齢に伴い唾液の出る量が減少することもあり、お口の中の環境が不安定になりやすいため、こまめなブラッシングを行うなど、メンテナンスに力を入れることが大切です。
<よくあるご相談>
・虫歯
・歯周病(歯肉炎・歯周炎)
・歯の欠損